ヴェルサイユ宮殿。
果てしなく広い建物ですが、一般公開されているのはほんの一部分です。
王室礼拝堂から始まって、戦士の名前がついた部屋を通り、王、王妃の部屋から鏡の間へ。
宮殿よりプチ・トリアノンを楽しみにしていたせいでもありますが、30分くらいで見終わってしまいました。
現地では、マリー・アントワネットの私室や、ルイ15世の部屋から続くデュ・バリー夫人の部屋の見学ツアーもあったので、追加すればよかったかも✨
それでもヴェルサイユ宮殿の魅力は、やっぱりその先にある庭園、プチ・トリアノン、グラン・トリアノン、王妃の里村まで含めた、ひとつの贅沢な都市のような広さにあると思いました。
ヴェルサイユ宮殿
王室礼拝堂

マリー・アントワネットとルイ16世が結婚式を挙げた場所です。
なんか、微妙?と思ったのは、ずらりと並んだパイプ椅子のせいだと思う🤣
王妃の寝室
この上なく素敵ですが、上のシャンデリアが落ちてきそうで怖いです。

大好きなヴィジェ=ルブランの絵

大きな絵です。
きっと脚立みたいなものに登って描いたのだと思いますが、絵を描くって、男性顔負けの体力が必要だったのかと思います。
一番見たかった「薔薇を持つマリー・アントワネット」の肖像画は、この時ロンドンで開催されていたマリー・アントワネット展に貸し出し中で、ありませんでした。
ちなみに、今横浜で「マリー・アントワネット・スタイル」が開催されていますが、残念ながらこの絵は来ていないようです🥹

宮殿内を歩いていて思ったのが、床や建具の状態から、かなり老朽化が進んでいることです。
400年近く前に建てられたものですから当然といえば当然なのですが、人工物に永遠はないのかも、と思ってしまいました。
朝1番の9時から入ったのですが、私の後にはツアーの団体がドッカンドッカンと数組。
鏡の間は大変な賑わいですこと🤭

プチ・トリアノン
宮殿を早く見終わってしまったものの、プチ・トリアノンは12時から。
多くの人たちは歩いてトリアノンの方へ向かっているようでしたが、足元は小さな砂利が敷き詰められていて足に負担が来そうだったので、プチトレインに乗って行くことにしました。
始発は11:10だったのですが、11時になってやっとチケット売り場が開き、また列が進むのがゆっくりなんだな、これが🤣

プチトレインは無情にも定刻通りに出発したので、乗れない人もちらほら。
これもフランスらしいです🇫🇷
この日も本当にお天気がよく、絶好のプチ・トリアノン巡りとなりました。
外観はとてもシンプル。

入ってすぐの階段には、MAのロゴがついた手すりがあるのですが、この色合いが本当に上品だったことと、光が差し込んでできた影模様がドラマチックでした。

時間によってはこの階段に、「MA」のロゴの影が映し出されるのかな。


この時計は1690年頃に作られたものですが、元々フランスの時計職人の腕は世界No.1だったそうです。
ところがルイ14世により、プロテスタントは国外追放を命じられます。
そこに多くの時計職人が含まれていて、スイスやイギリス、ハンガリー、などに逃亡したそうです。
もし、それがなかったらロレックスをはじめ、多くの高級時計がフランスメーカーだったかも???
窓から見える庭園も、窓の中心から左右対称。
計算された美しさがあります。

鏡も大きい🪞

そして、憧れのナーデルマンハープ
アントワネットが弾いていたらしいとのことですが、真相は確かではないそうです。
でもいいんです🙂↔️
フランス革命期に「贅沢の象徴」として、散々破壊されてきたハープが、こうして残っていること。
この空間で見られたこと。
それだけで、ここまで来た甲斐があります。

思っていた通り、今のグランドハープに比べるとコンパクトなことと、弦も細い印象です。
ゴールドの譜面台と共に、夢のように素敵なハープでした
王妃の里村
プチ・トリアノンを出て、まずはフェルゼンの待つキューピッドの神殿に向かいます❤︎
結構な距離なので、プチトラムに乗ってきてよかった……
歩いてきていたら私の足は棒となり、ここまで辿り着かなかったと思います🙃

そして、フェルゼンの元へ……❤︎

アントワネットの里村も、なかなかの広さで、農家風の家もいくつもあるんです。
もっとコンパクトな里村をイメージしていたので盲点でした🙄

当時、水源に恵まれていなかったヴェルサイユに水を引き、湖を作っているのですが、これも思っていた以上に大きくて。
相当の労働力と浪費を考えると、大バッシングだったのは当然のことだと思います。
王妃の里村もすべて見て回りたかったのですが、ここでタイムオーバー。
本当に素晴らしいお天気だったので、まるっと1日スケジュールに入れればよかったな、と😢
その価値が十分ありましたし、むしろ1日では足りなかったかもしれません。
最後に、地味に大事なお手洗い問題。
ところどころにカフェや無料の公衆トイレがありますが、まずトイレットペーパーがありません。
流せるティッシュペーパー、持参必須です。
そして飲み物も食べ物も持ち込み可のようだったので、お昼を持ってヴェルサイユ宮殿に行くのもいいですね。
実際、プチ・トリアノンから里村に向かう途中、芝の上にランチボックスを広げている家族連れや、ベンチでサンドウィッチを食べている人もいました。
ヴェルサイユ宮殿でピクニック❤️
なんて贅沢な旅…✨
